『坂の下の湖』
石田衣良 著
『R25』というフリーペーパーに連載されている中から、
2008年〜2010年に掲載されたもの。
エッセイ集。
ちょっと前だけど、
本のタイトル、表紙、帯に書かれた言葉に惹かれて
読んでみました。
「世の中がどんなに暗くても、自分の心まで暗くしてはいけない。
自分サイズの幸せをみつけて、無理せず歩いていこう。」
フリーペーパーが
25歳を中心とした20代に向けてなので、
文章は、とても新鮮であり、20代の立場や、思いとかに寄り添ってる。
けど、何歳の人にも、あてはまるんじゃないかと思うのです。
この言葉。
みんながいろいろ、「世の中」のせいにして、あきらめて、
自分のことをあきらめたら、もったいないなって。
色々あるけど、その色々って、形や経験は違えど、
みんな「悩み」を抱えてるわけです。
けど、悩むことって、どんな立場でいても、人間、悩むんです。
迷うんです。怖くなるんですよね。
だったら、「自分サイズの幸せ」を見つけて、
増やしていけば、自然と笑顔になっていくんじゃないかなーって
思います。
自分サイズの幸せ。
返信削除大切ですね。
変化のない毎日に、ついつい忘れてしまう、
今あることの幸せ。
疲れたり、嫌になったり、そんなときは
自分サイズの幸せをもう一度再確認してみよう。
誰でも、そばにきっとある・・もの・・ですからね。