2012年11月28日水曜日

『坂の下の湖』

『坂の下の湖』
石田衣良 著

『R25』というフリーペーパーに連載されている中から、
2008年〜2010年に掲載されたもの。
エッセイ集。

ちょっと前だけど、
本のタイトル、表紙、帯に書かれた言葉に惹かれて
読んでみました。

「世の中がどんなに暗くても、自分の心まで暗くしてはいけない。
自分サイズの幸せをみつけて、無理せず歩いていこう。」

フリーペーパーが
25歳を中心とした20代に向けてなので、
文章は、とても新鮮であり、20代の立場や、思いとかに寄り添ってる。
けど、何歳の人にも、あてはまるんじゃないかと思うのです。

この言葉。

みんながいろいろ、「世の中」のせいにして、あきらめて、
自分のことをあきらめたら、もったいないなって。

色々あるけど、その色々って、形や経験は違えど、
みんな「悩み」を抱えてるわけです。
けど、悩むことって、どんな立場でいても、人間、悩むんです。
迷うんです。怖くなるんですよね。
だったら、「自分サイズの幸せ」を見つけて、
増やしていけば、自然と笑顔になっていくんじゃないかなーって
思います。



1 件のコメント:

  1. 自分サイズの幸せ。
    大切ですね。
    変化のない毎日に、ついつい忘れてしまう、
    今あることの幸せ。

    疲れたり、嫌になったり、そんなときは
    自分サイズの幸せをもう一度再確認してみよう。

    誰でも、そばにきっとある・・もの・・ですからね。

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