2012年12月2日日曜日

『そういうものだろ、仕事っていうのは』




『そういうものだろ、仕事っていうのは』
働くことは、生きること。世界とつながること。
重松清/石田衣良/津村記久子/大崎善生/盛田隆二/野中柊

日経新聞「電子版」小説シリーズ
短編集です。


仕事を続けることってとてもとても大変です。
続けていると誰でも、辛くなって、やめたくなって、離れたくなる。
離れて、何もしなくなったら、今度は働きたくなる。
なんのために働いているのかって考えると、いてもたってもいられれなくなったり。
誰のために、働いて、誰のためにしんどいの?

だけど、働くことって、結局は、誰かとつながりたくなること。
そして、誰かの役にたちたいと思うこと。
起きている時間のほとんどが仕事をしている時間だということは、
生きること。
その人の働き方は、その人の生き方になる。

働き始めのころって、そんなことよくわかってなくて。
ながく働けば、いろいろわかるわけで。
考える時間がとても大事で。
自分が働きたい場所や内容って、結局は自分がどう生きたいのか?ってことなんですよね。だから、みんな悩むし迷う。

とても心にしみいる作品ばかりでした。





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