『ツレがうつツになりまして。』
「がんばらないぞ」
言葉のちから、気持ちの変化。
「うつ」ということを、どれだけわかっていたのかな。
堺雅人さんと宮崎あおいの夫婦役がとっても自然で、良かった。
内容からしてとても暗い映画になりそうなところを、
ユーモアが助けてくれる。
そして、生きることは苦しいこと半分、そしてすてきな事半分なんだと思う。
乗り越えたからこそ得られるものもあるし、
成長する。
人は心も行動も、考え方も、あるきっかけで、変われるんだと思った。
苦しいから、嬉しいことがとっても嬉しく感じる。
ただ、安定しているから幸せではなく。
夫婦でいることって、一人でいることより不自由で不安定になる。
すべてにおいて自由である一人より、二人というその不安定な空気感を、
楽しめるかどうかが、
夫婦として一緒に生きていけるかなんだろうな。
夫の闘病記ではなく、嫁が夫と一緒にいることで、成長していく姿が
とてもいい。
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