2012年12月26日水曜日

『ツレがうつツになりまして。』

『ツレがうつツになりまして。』

「がんばらないぞ」

言葉のちから、気持ちの変化。

「うつ」ということを、どれだけわかっていたのかな。

堺雅人さんと宮崎あおいの夫婦役がとっても自然で、良かった。
内容からしてとても暗い映画になりそうなところを、
ユーモアが助けてくれる。
そして、生きることは苦しいこと半分、そしてすてきな事半分なんだと思う。
乗り越えたからこそ得られるものもあるし、
成長する。
人は心も行動も、考え方も、あるきっかけで、変われるんだと思った。

苦しいから、嬉しいことがとっても嬉しく感じる。
ただ、安定しているから幸せではなく。

夫婦でいることって、一人でいることより不自由で不安定になる。
すべてにおいて自由である一人より、二人というその不安定な空気感を、
楽しめるかどうかが、
夫婦として一緒に生きていけるかなんだろうな。

夫の闘病記ではなく、嫁が夫と一緒にいることで、成長していく姿が
とてもいい。


0 件のコメント:

コメントを投稿