2013年8月24日土曜日

停電

駅前の写真。
停電です。
本当は、右も左もビルがたってて、
電気がついているはず。
手前も街頭があるはずなんです。


仕事が終わり、
晩ご飯を梅田で食べて、ルクアで買物し、
電車に乗って、帰る。
駅に着く。雨がパラパラっと
降ってきたなあとおもいつつも、
本屋で、雑誌を買って帰りたかった。
駅前の小さなショッピングモールに入る。

本屋で、本を探しながら、
いろいろ読んでみる。

雑誌を買い、エスカレーターに乗っていると。突然の停電。
危なかった。
急に止まったエスカレーターで、こけそうになる。
荷物が多かったけど、珍しく手すりを持ってたから、とっさにつかまれた。

手すりを持って乗るって大事。

停電だ。真っ暗な店内。
みんな出口に向かうも、自動ドアがあかない。非常灯があるから、まだ大丈夫。
外を見ると、大嵐。
風で雨がカーテンのように待っている。
雷がすごい。
バリバリいってる。

地元にずーっと住んでるけど、こんな大きな停電は初めてだ。
いつもなら、一瞬、暗くなってもすぐに復活する電気。
けど、この日は違う。
暗いまま。
すぐに警備員の方がきて、ドアを手動で開けれるようにしてくれる。
でも、みんな雨宿りで、駅から出てくる人がどんどんお店に集まってくる。

電車も止まってる。
駅だけは、電気がついてる。あとは、自動車の明かりだけ。
ビル、デパート、商店街、街頭、信号、すべてが消えた街を、初めてみた。 

けど、なんだろう、携帯を持っているからなのか。
どこか落ち着いている。
すぐに家族には連絡できた。
そして、高槻に住んでる友達ともLINEでトークしながらだからか、
妙に落ち着く。

ちょうど、携帯の充電がなくなりそうだったけど、
充電池をこういう災害時のためように、持ち歩くようになってから、
初めて役に立ったなと思った。
これが携帯もってなかったら、
自分の居場所も家族や友達も無事なのか?と考えるだけで不安になる。
すぐにお互いがつながっているって、
確認できるツールとしての携帯電話が、こんなに気持ちを落ち着けるものだと、
思わなかった。


停電になっても、みんな誰かに連絡を各自とってて、まわりが冷静だから、自分も
落ち着いていられる。

そして、冷房がとまり、店内は蒸し暑くて、
喉も乾いてきて、まだ電気は止まったままで、みんな空を見上げてる。
このタイミングで、
横にあるスターバックスの店員さんが、
オレンジジュースを配ってくれた。
もちろんスタバの中も真っ暗なのです。
嬉しかった。
ホッとする。

地元の駅だったから、雨がやめば、雷がおさまれば、歩いて帰れるけど。
これが遠い街にいたときだと考えると、もっと怖いなあと改めて感じた。

結局1時間ちょっと、停電で、回復したけども、
ずっと駅前で雷が通り過ぎるのを待ってました。
その間、パトカーや、救急車、消防車が走り回ってたから、
とても心配。
そして、タクシーやバスは長蛇の列でした。

帰る手段って日頃考えとかないと、ですね。
あと、携帯の充電池は持ち歩くことを続けます。
私はパナソニックのを使ってます。
2回分くらいフル充電できるので安心。

ちょっと重たいけど、これもこの日のためだと思えば。

家では、父と母が懐中電灯を探すのが大変だったといって、
今は、すぐに取り出せる場所に置いてます。



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