CAMPERから来たDM。
クリスマスカードかわいい。
嬉しい。
仕事から帰って、これを受け取って、
癒される。
今週は『妊娠カレンダー』
小川洋子著 読了。
「妊娠」という言葉には幸せのオーラがまとわりついているように見える。
それは、世の中の文章、映画、表現者が、嬉しさや、楽しさや、すてきなことなんだと描かれていることが多いから。
私は、子供のころから、今でもだけど、
「妊娠」することに怖さがある。
変わることへの怖さ。
命を授かる責任が重すぎて、戸惑うんじゃないかと思う気持ち。
ただそういう気持ちを持つこと自体、
おかしいというかダメなんじゃないかって思うのです。
そんなことはないんだろうけど。
誰もが怖いんだろうけど。
それを頑張ってるんだろうけど。
妊娠したことない私には到底わからない気持ちだろうけど。
小川さんの文章は、不思議だなあ。
食べ物の描写と、生きることと、命。
怖い表現半分、ステキな表現半分をまとっている。
感情と食べ物の表現が、まじわる。
読み進めていくとザワザワ心が動くの感じる作品。
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