19年。
神戸の震災から19年。
今でも、あの日、朝、自分が何をしていたのか、覚えている。
18年前の今日、何をしていたのか覚えていないのに。
20年前の今日、何をしていたのか覚えていないのに。
あの日は、はっきりと朝、大きな地震で目が覚めて、
何がおこったのかわからなくて。
ただただ、おふとんの中で動けなかった。
体が地震を覚えている。
テレビも電気もつかなかった。
私は高校卒業前の時期だった。
歩いて5分くらいの距離に高校があったから、
私は、学校へいったんだ。
通学途中、近所の家の塀のブロックが壊れてた。
教室には数人しか来ていなかった。
すると、先生が真っ青な顔して飛んできて、
「大変なことになってるから、今日は家に帰りなさい」
って。
「とにかく気をつけて。電車止まってるし、みんな通学できないから、
今日は休校です。」って。
何もわからないまま、帰ったら、テレビに神戸の街がうつってた。
1週間後、神戸の街へ入っていった。
水と必要なものをもって。
神戸の街を、私がみた地震は忘れない。
人の暖かさと人の弱さと人の強さを忘れない。
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