『八月の路上に捨てる』
伊藤たかみ著
離婚と結婚、夫婦のお話。
最初は好きで出会った二人のはずなのに、
どこかから相手の嫌いなとこしか
見えなくなる。
お互い、好きなとこからはじまったのに、
どうして心すれ違うんだろうというところが、すごく上手く書かれている。
決して、誰も味わいたくはないものなのだというところも。
けど、前に進むために選ぶ必要があったり、
その生活が嫌(いや)になったのに、離れると決まったら嫌い(きらい)になったわけではないっていう曖昧さが絶妙だなあって思いました。
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