2012年9月20日木曜日

れんげ荘



『れんげ荘』
群ようこ著
表紙のカバーにひかれて手にとる。
昔から、群さんの作品は読んできた。
学生のころからではないだろうか。

古いものから、今まで、けっこう家にある。

帯には、
「月10万円で、楽しく暮らそう!」とある。
心やさしく、ささやかな幸せを大切に・・・

久しぶりに購入し、ゆっくり読んだ。

読後感がいつも気持ちいい。
日頃、感じることだったり、迷うことだったり、時折考えることだったりする。

群さんの作品に出てくる登場人物がいつもいい。
どこか人間らしいっていったら、おかしいかな。みんなに心がある、感じ。

読み始めると、いろいろな場面で、自分自身の迷いや、不安や、喜びに、救われる感があるのかもしれない。



2 件のコメント:

  1. 群ようこさん 私も昔よく読みました。

    人間観察の鋭い人ですね。

    小説のヒロインとかドラマのヒロインのように
    かっこよくもなく、正義の味方のヒーローにもなれない、
    どたばたで、時にぐだぐだだったり、自意識過剰だったり
    自己嫌悪のかたまりみたいな、そんな等身大の女を
    独特のユーモアで包んでスパッと表現する。

    その小気味よさに、ああ、私も今の私のままでいいんだ・・と
    小さく安心したりする。
    特別でもない普通の女がちょっとだけ元気をもらえる本
    なかなかないですね、こういう本って。

    読書の秋ですね。 
    こういう言葉もあまり使われなくなったでしょうか。
    なんか寂しいですね、そういうのも。

    返信削除
  2. 小さく安心する、そんな気持ちかもしれません。
    学生のころから、時々読むようになった群ようこさんの作品。

    読書の秋☆ですよ!
    今は時間を見つけては、少しずつ読書してます。
    涼しいから、ちょっと公園で読書とかもいいですよ〜。
    外で読むのも、気持ちいいものです。

    返信削除