『れんげ荘』
群ようこ著
表紙のカバーにひかれて手にとる。
昔から、群さんの作品は読んできた。
学生のころからではないだろうか。
古いものから、今まで、けっこう家にある。
帯には、
「月10万円で、楽しく暮らそう!」とある。
心やさしく、ささやかな幸せを大切に・・・
久しぶりに購入し、ゆっくり読んだ。
読後感がいつも気持ちいい。
日頃、感じることだったり、迷うことだったり、時折考えることだったりする。
群さんの作品に出てくる登場人物がいつもいい。
どこか人間らしいっていったら、おかしいかな。みんなに心がある、感じ。
読み始めると、いろいろな場面で、自分自身の迷いや、不安や、喜びに、救われる感があるのかもしれない。
群ようこさん 私も昔よく読みました。
返信削除人間観察の鋭い人ですね。
小説のヒロインとかドラマのヒロインのように
かっこよくもなく、正義の味方のヒーローにもなれない、
どたばたで、時にぐだぐだだったり、自意識過剰だったり
自己嫌悪のかたまりみたいな、そんな等身大の女を
独特のユーモアで包んでスパッと表現する。
その小気味よさに、ああ、私も今の私のままでいいんだ・・と
小さく安心したりする。
特別でもない普通の女がちょっとだけ元気をもらえる本
なかなかないですね、こういう本って。
読書の秋ですね。
こういう言葉もあまり使われなくなったでしょうか。
なんか寂しいですね、そういうのも。
小さく安心する、そんな気持ちかもしれません。
返信削除学生のころから、時々読むようになった群ようこさんの作品。
読書の秋☆ですよ!
今は時間を見つけては、少しずつ読書してます。
涼しいから、ちょっと公園で読書とかもいいですよ〜。
外で読むのも、気持ちいいものです。