『ファミリー・ツリー』
ジョージクルーニーが、父として、悩み、苦しみ、悲しみ、もがいている。
家族、昏睡状態の妻、浮気、娘との会話、生きること、迷うこと。
内容はとっても人生に直面させられる、考える映画なのに、
ハワイという場所、自然、山、緑、海、音楽が癒してる。
ひとつひとつの悩みがなんだか小さいことのように思えてくるから、不思議。
自然の流れに身をまかせ、いろいろと心が流れること。
素直にシンプルに考えると、いいんじゃないだろうかと思えてくる。
こういうふうに、人生って流れていくんだろうな。
仕事人間だった父が、娘と向き合い、家族と向き合い、これからを見つめる。
ジョージクルーニーの心の中から、少しずつ変わっていく表情が
とても良かったです。
なんの苦労も心配もないように見えるまわりの人たちにも
返信削除それぞれ、みんないろんなことを抱えて生きている。
平坦で谷のない人生なんて、どこにも誰にもない
ってことですよね。
そう思うと、人ってけなげで愛おしい生き物ですね。
思わず、がんばれ人間! って言いたくなる。笑。